地震被害の記録

(Thu)

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大きな被害のあった地域に比べれば、ライフラインにもほぼ全く影響のなかった自分の住んでいる地域は恵まれています。
いまもその想いにもちろん変わりはありません。
大変な思いをされているたくさんの方々を思えば、いま自分のことを語るのは何だか気が引けます。

ですから自分の周りで起こったことは、一年くらい経ってから書くつもりでいたのですが、少し考えが変わりました。
たとえ少ない被害でも、震源からの距離がかなりありながら、これだけの被害があった、あるいはこの程度ですんだということを記録しておくことは、有為なのではないかと。
僕の能力では記録と言ってもお粗末なものですが、時間が経って風化しないうちに、お粗末ながらも、少しでも多くの視点から記録が残されるのは、悪いことではないと思います。

いまだつらい避難生活をされている方々、必死の支援活動をされている方々に思いを馳せれば、僕が自分の周りの小さな被害を語ることに不快に感じられる方もいるかもしれません。
もちろん特に楽しい話ではありませんし、あくまでも記録として、なるべく時を空けずに外部に残しておきたい、という趣旨ですので、この趣旨に賛同してくださる方、そして関心のある方のみご覧ください。

長全寺110331

JR柏駅からほど近い場所にある長全寺。瓦屋根の尾根の部分の瓦が落ちています。
ブロック(石?)塀の上部も広範囲に崩落。

長全寺の塀110331

カメラを忘れたので携帯で撮影しています。
柏市の震度は当初6弱、のちに5強に修正されました。

柏神社鳥居110331

同じく駅の近くにある柏神社。鳥居の上部が落ちていました。

地割れ110331

ところ変わって、普段よく行く近所の水辺。手賀沼の遊歩道。
こんな亀裂はなかったと思う。地震で出来たのだと思います。

陥没110331

整地された土手には陥没したところがけっこうたくさん。

液状化110331

砂が浮いているところが。どうやら少し液状化があったらしい。

液状化現象110331

こちらも陥没。アスファルトの部分も少し波打って、砂があるのは液状化したのでしょうか。以前からでしょうか。




屋根被害110331

うちは瓦屋根も尾根が崩れてしまいました。落ちた瓦が一階の瓦も割りました。
周辺でもたくさんの瓦屋根に被害が出ています。
翌日さっそく業者さんが来てくださったのですが、とりあえず何も出来ないと言われ…、おそらく初めてのケースでどうしていいのかわからなかったのでしょう。

2日後には雨の予報が出ていました。
雨の降るまえにシートを掛けないと雨漏りすると思い、自分たちですることに。
すでに原発の事故が報じられていました。
放射能で汚染された雨が降る恐れもあると思っていました。
ブルーシートを購入し、さすがに屋根には上れないので、シートに結んだヒモの先にペットボトルを結んで、向こう側に掘り投げてシートを掛ける作業。
難航しながらも3分の2ほどやり終え、少し問題が生じて気力を失いかけていたのですが…、救世主のように業者さんが別のメンバーで助けに現れてくれました。本当に助かりました。
プロの仕事は速く、屋根に散った危険な瓦も取り除いて、シートを鉄パイプと瓦の入った袋の重しで固定と、しっかりした仕上がりです。
(※瓦が割れても、その下の屋根下に張ってある下地シートが破れていなければ、雨漏りはしないそうです。もし破れていた場合そこから水がしみ込み、時間の経過とともに屋根の腐る原因になるそうです。業者さんに教えてもらいました。付記しておきます)

そして2日後、強風が吹き荒れました。
自力でシートをかけた一階の屋根のブルーシートがハトメごと引きちぎれました。
そのまま放置すると、シートが風で飛んで行く恐れがあったので、ロープをほどいて回収。その頃にはブルーシートはホームセンターから消えていましたから、失うわけにはいかないと思いました。
もう一度業者さんに電話して、補修をしてもらいました。天気予報は外れていたので雨には間に合いました。

業者さんによると、そこらじゅうで屋根の被害が出ていて、手が回りきらないとのことでした。きちんと修理するのもいつになるかわからない。
重機はみんな被災地に行っているし職人も足りなくて、大阪から呼んでも半年待ち、あるいはそれ以上ということも。見通しは立たないそう。材料も入ってこないと仰っていました。
もう二十日近く経ちますが、見積もりもあがってこないままです。
まあ、それどころじゃないでしょうね。
うちも、原発がどうなるかわからない状況で、工事の計画は建てにくいし。
たくさんの人が必死に頑張っているから信じるしかないのですが。

これを書いているうちに、お隣の我孫子市で、液状化現象によって家や電柱が傾く、マンホールが飛び出すなどの、たくさんの被害が出ていることが報じられたようです。香取市の被害もかなりな様子。
千葉県の被害は浦安市と旭市しか報じられていませんでしたが、すぐ近くにも大きな被害があったのです。柏で鳥居が落ちても不思議じゃありません。
ツイッターで見たのですが、柏のどこかで「危険」の赤い紙を貼られた建物もあるようです。
とはいえ報道のあった市の被害状況にくらべれば、柏の被害はとても少ないと思われます。
我孫子の被害の多かった地域から、柏はせいぜい10キロくらいだと思うのですが、利根川のすぐ近くだったので、液状化の被害が出たのでしょう。
水辺というのは海に限らず、地震による災害のリスクが高いと言えるようです。


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