話題のサルガド展

(Tue)

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昨日の日曜日、ずーっと気になっていた『セバスチャン・サルガド アフリカ展』を観に行ってきました。
ほんとにぎりぎりの最終日、それも3時過ぎとなってしまい、60分待ちの行列でした(最初は90分待ちと言われました。ゲタを履かせてそう言ってたんでしょうけど)。
おかげで一緒に見るつもりだった『木村伊兵衛とアンリ・カルティエ・ブレッソン展』はおあずけです。
でも結果的にはよかったかも。
おかげでサルガド展に集中できたし、そのあと時間ができたのでいろいろ有意義に過ごせました。

サルガド展の感想をちょっとだけ。

やはり一番強く心に残るのは、内紛で傷ついたアフリカ、悲惨な状況、そんな中、笑顔すら見せて強く生きる人、途方に暮れたかに見える孤児たち、広大な難民キャンプのたくさん人々、復興のために育てた茶畑、そこで土地とともに生きる人々のしわだらけの働く手、そんなアフリカの姿を写した写真たち。
でも、砂漠を歩くヒヒや、古くからの風習を守って生きる人々、砂漠に風でできた風紋、といった内紛とは直接関係のない(だとおもう)写真もある。

悲惨なアフリカの現状を伝えるための写真はたくさんあるけれど、それだけではなく、ありのままのアフリカの姿を撮影し、私見を挟まずに淡々と伝えている。
過度な演出がないぶん写真家を信頼ができるし、そこに写されたものには心を打たれます。
強いインパクトではたかれるのではなく、重くのしかかるのでもなく、静かに語りかけてきます。
いや、それは語りさえせずに、ただ、そこに存在します。
大きく見せようとも小さく見せようともせずに。
そんな写真展だったとおもいます。
最後にありきたりですが、我々日本人はとても恵まれているとあらためておもいました。
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