北欧モダン

(Tue)

Posted in 芸術鑑賞・博物館めぐり

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6日の日曜日に『北欧モダン デザイン&クラフト』展を観に、東京オペラシティアートギャラリー行ってきました。

今日は長々と書いちゃってます。
興味のない人には退屈なだけだと思いますので、そういう方は読み流しちゃってくださいね。



展示されているのはスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの北欧4カ国から生まれた家具、工芸品の数々。
なかでも充実しているのが「椅子」の展示でした。
ハンス・ウェグナーやアルネ・ヤコブセンなど、北欧家具ではおなじみのデザイナーの椅子が盛りたくさん。
構造とデザインとの関係が面白かったです。
構造の工夫がデザインのさりげない個性になっているものが多いんです。

北欧モダンのデザインは、バウハウスなどに代表される機能主義のモダンデザインにはない、「あたたかさ」や「やわらかみ」があるのが特徴だという解説には、なるほどとスッキリしました。
ル・コルビジェの建築やミース・ファンデルローエのバルセロナチェアなど、バウハウスゆかりのモダンデザインの無駄のなさも心地よさを感じますが(あくまで写真などで見るだけですけど)、排他的で寛容さに掛けると思うんです。
あれは異質なものを排除した心地よさじゃないかと。
その異質なものって、ひょっとしたら有機的なもの全てって気もするんです。

それに比べて北欧モダンには、そういう排他性があまり感じられないと思います。
職人とデザイナーがコミュニケーションをとることで生まれた作品が多いことや、北欧の自然のなかで育まれたデザインであることが、そういうあたたかみに繋がっているようです。
西欧の産業社会から地理的に距離があったことも重要な点だそうです。



会期は14日の月曜日まで。
興味のある人は、もうだいたい行っちゃってるとは思いますが、
「ちょっと興味はあるけれど、なんとなーくスルーしちゃってる」みたいな人は行ってみてもいいかもしれません。
こんな企画って、今後なかなか無いと思いますから。
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