イルカの頭骨

(Fri)

Posted in 芸術鑑賞・博物館めぐり

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イルカの頭骨101008
Canon EOS KissDigitalX + TAMRON SP AF18-50mm F/2.8 XR Di2     2010年8月 上野 国立科学博物館にて

大哺乳類展での写真から。
これらは大量座礁したイルカの頭骨です。
近年、イルカやクジラが海岸に打ち上げられることが、しばしば報道されますが、一度に2頭以上、母子関係でない個体が打ち上げられるのを「大量座礁」、「マスストランディング」と呼ぶのだそうです。
こういったサンプルを収集するのは、そういった「マスストランディング」のメカニズムを研究するといった意味合いが大きいようでした。

実際こうして並んでいるのを見ていると、頭骨が何かを語りかけようとしているみたいに見えてきます。
村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の中のシーンを思い出します。
あの物語では、塀に囲まれた街の中の図書館の書庫に並べられた、様々な生き物の頭骨に物語が含まれていて、それを主人公の僕が読むんです。違ったかな。
もう最後に読んでからかなり立つから、うろ覚えですが。
どんな動物にしろどんな人間にしろ、亡くなった後、そこにはひとつひとつ、たったひとつの物語が残っているんですよね。



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